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JOURNAL

News Release

アーティスト三原聡一郎 x mui Lab Kyoto Steam 2022 にて『空気の研究』を展示中@京セラ美術館(〜2/13まで)

Feb 8, 2022

mui Labは、アーティストの三原聡一郎氏とのコラボレーションで制作した作品を、Kyoto Steam 2022 国際アートコンペティションに出展しています。

Kyoto Steam 2022 国際アートコンペティションは、Kyoto Steam -世界文化交流祭-の一環で行われる、アーティストと企業・研究機関が、対話を重ね制作した作品を展覧し、表彰する、日本で類を見ない形式の国際コンペティションです。
2020年度中に実施した公募にエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品プランの中から、審査会によって11組のアーティストと企業等の組合せが選抜されました。
この11組が「アート×サイエンス・テクノロジー」の可能性を体現することを目指し、コラボレーションを行うものです。

三原聡一郎 x mui Lab 《空気の研究 2022》

提供:mui ボードとセンサー技術とカスタムソフトウェア

三原聡一郎の作品は、常に開かれたシステムとしてある。環境音に呼応するサウンドアートの手法を用いて開始された制作は以降拡張され、社会状況の変化に応じて意識化されてきた環境放射線、気流、空気中の湿度、発泡体といった自然環境に備わる空気の要素を、展示空間内で可視化する装置を作品化してきた。メディア・テクノロジーを用いて簡潔に作られた箱庭のようなその作品群は、地球規模で生じている様々な循環を現しているかのような印象を与えるものである。

三原の作品に備わるこうした特徴は、 mui Lab株式会社とのコラボレーションによって制作された本作においても引き継がれている。制作の起点となったのは、mui Lab株式会社の「mui ボード」である。同社のコンセプト「Calm Technology & Design(穏やかなテクノロジーのデザイン)」を象徴する「mui ボード」は、日常生活の穏やかな雰囲気を乱すことのない佇まいを持つ一方で、インターフェースとして、インターネット上にある情報や利用者が入力した情報にアクセスすることを可能とする。三原とmui Lab株式会社は、こうした「mui ボード」を制作の中心に置き、「いま・ここ」とどこか遠く場所とを結びつける本作を制作した。それは、遠大なものへと通じる回路を、人の身体に馴染むスケールで作り出す試みであるとも言って良い。

円形のカーテンで覆われた空間の中央に、椅子が置かれている。その椅子に「mui ボード」を膝の上に乗せて座ると椅子はゆったりと回転することができることに気づくだろう。「mui ボード」は世界のコンパスの様に、向けた方角に存在する都市のライブカメラによるミニマムな光景が表示されてゆく。こうした「mui ボード」のふるまいと共に、空間内に、二値化された光景を補うかのような色の揺らめきと、彼の地を想像させる気流や香りによる空気の物語が始まる。

本作は、情報を提供するともに、その情報の外にある物事を想像するための余白を鑑賞者に提供する。穏やかなテクノロジーが生むその余白が私たちの想像力に自由を与え、「いま・ここ」と彼の地を結びつける。

STEAM Dialogue 三原 聡一郎 × mui Lab株式会社

Kyoto Steamオフィシャルチームが追った、半年以上にわたる制作プロセスを動画でお届けします。

写真ギャラリー

クレジット
ライティングデバイス回路設計:照岡正樹
制作サポート:村上 美樹、坂本森海、平林慎
助成:アーツサポート関西、日本電通メディアアート支援寄金、#TuneUpforECoC / EU Japan Fest、公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
制作支援:京都芸術センター制作支援事業
「KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション」出品作品
写真/動画:藤山まこと

開催日時
2022年1月29日(土)~ 2月13日(日)10時~18時(入場は17時半まで)
※月曜日休館

会場
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ

参加対象
どなたでも

観覧方法
新型コロナウイルス感染症の拡がり等により、開館時間や観覧方法等が変更となる場合があります。最近の開館情報は、京都市京セラ美術館のホームページ(https://kyotocity-kyocera.museum/)でご確認ください。

料金
一般 1,000円(税込み) /中学生以下無料
※京都市内に在住・通学の高校生は無料(学生証等の提示が必要)
※障害者手帳等を提示の方は、本人及び介護者1名無料

出展作家・企業等
大西 康明 × 福田金属箔粉工業株式会社
金森 由晃 × 株式会社フジックス
金子 未弥 × 有限会社丸重屋
川松 康徳 × 国立研究開発法人理化学研究所植物-微生物共生研究開発チーム
興梠 優護 × 株式会社堀場製作所
佐藤 壮馬 × KYOTO’s 3D STUDIO株式会社
Kikoh Matsuura × 株式会社島津製作所
三木 麻郁 × 国立病院機構新潟病院臨床研究部医療機器イノベーション研究室
三原 聡一郎 × mui Lab株式会社
宮田 彩加 × 株式会社SeedBank
山崎 阿弥+マイケル・スミス-ウェルチュ ×Konel

作品審査員
展覧会出品作品の中から、次の審査員によって、グランプリ及び準グランプリを決定します。
青木 淳 (京都市京セラ美術館館長)
赤松 玉女(京都市立芸術大学学長)
飯田 志保子(国際芸術祭あいち2022チーフ・キュレーター(学芸統括))
久能 祐子(京都大学理事)
徳井 直生(株式会社Qosmo代表取締役/慶應義塾大学准教授)

表彰一覧
グランプリ 1作品(賞金200万円)
準グランプリ 1作品(賞金100万円)
オーディエンス賞 1作品(賞金20万円)
※オーディエンス賞は来場者の投票で決定します。

協賛
ソニーグループ株式会社/NISSHA株式会社/株式会社ユニオン/株式会社フェニクシー/タキヤ株式会社

助成
一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団

共催
独立行政法人国際交流基金京都支部

オフィシャルウェブサイト
https://kyoto-steam.com/program/event01/

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